土量計算に必要な資料チェックリスト

ドローン測量による土量計算を依頼する前の準備リスト
💡 土量計算でよくある困りごと

当社への相談で多いのが「図面はあるが現況地盤が変わっている」「既存の数量と実測値に差がある」というケースです。このチェックリストで事前整理することで、より精度の高い見積・計算が可能になります。

1. 計算方法の選択(確認事項)

現場の形状推奨計算方法
線形(道路・河川・堤防)平均断面法
面的(造成・宅地・ため池)点高法 / TIN法(点群)
複雑地形・広大現場ドローン点群 → DSM比較
ICT施工・公共工事国交省マニュアル準拠

2. 計算に必要な資料

設計平面図・縦断図・横断図切盛計算に必須
CAD(DWG/DXF)または紙図面のスキャン。設計高さが分かれば計算できます
土質区分・土量変化率
土質調査結果があれば提供ください。なければ標準値を適用します
測量基準点・座標系の情報
公共座標系(平面直角座標)の系番号 / 任意座標系 / 不明
既存の測量データ(あれば)
前回の点群・DSM・横断図があれば比較計算に活用できます
発注仕様書(公共工事の場合)
国交省・自治体の仕様に準拠した成果物を作成します

3. 現場の状況確認

測量エリアの境界・範囲
敷地境界線・飛行範囲を地図で示せると正確な見積ができます
現場内の障害物
建物・電線・クレーン・仮設物など。飛行ルート設計に影響します
地形の起伏・植生の有無
急傾斜・植生が密な場所はLiDARが適切な場合があります
計測タイミング(施工前後など)
施工前後2回の計測で切盛量を算出します。タイミングが重要です

4. 成果物の確認

必要な成果物を確認
□土量計算書 □DSM(数値表層モデル) □オルソ画像 □断面図 □点群データ(LAS/CSV) □3次元設計データ(TIN/LandXML) □出来形管理帳票
納品形式の確認
LAS / CSV / DXF / PDF / その他。使用するソフトに合わせて選択
希望納期
速報(翌日〜3日)/ 正式成果物(1〜2週間)

5. 土量変化率の目安(参考)

土質L値(ほぐし率)C値(締固め率)
砂質土1.10〜1.300.85〜0.95
粘性土1.20〜1.450.85〜0.95
岩(軟岩)1.30〜1.50
岩(硬岩)1.50〜1.70

※国土交通省 土木工事積算基準より。現場条件によって異なります。

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